隼を目撃して、年末に良いことがあったなーと浮かれながら南に向かいます。目的の室戸岬まで残り10キロのところで『廃校水族館』の看板を発見!素早くUターンして登校です。
むろと廃校水族館は2005年に廃校となった、旧椎名小学校の建物を利用して、平成30年4月にオープンしたばかりの新しい水族館です。
廃校を利用してあるということで、お察しの通り、メインの水槽はプールです。
このプールにいるのがシュモクザメだったり
ウミガメだったり
と、けっこうすごい!そして、校舎の中では、手洗い場が水槽になっていたり
この水槽なんて
なんと跳び箱ですよw
もちろんの他にもたくさん水槽があります。
ウミガメだってたくさんいます!
他にも学校らしく、骨格の標本もあります。
鯨の全体の骨格もあります。もちろん本物。
亀の甲羅も背負えます。
一回千円でハズレ無しのくじ引きでは
ブリのぬいぐるみが当たりましたw
実は、前編後編に分けたのは、この廃校水族館のことをしっかり書きたかったからなんです。室戸に来てみると、室戸って本当に田舎です。そりゃ廃校になるくらいだから田舎なんですけどね。で、ちょっと昔だと、町おこしだと言って大金を投じて箱物を作って、結局は採算が合わないってことになったことが多かったと思うんですけど、この廃校水族館は『今、あるものを生かす』ことで、すごい人出を呼んでるんです。これって、町おこし、まちづくり、商売、全て同じだと思いました。むしろ、今、あるものを生かすことができないのに、いったい何ができるのかって。
むろと廃校水族館は、とても勉強になりました。