7時くらいに目を覚ました僕たちは、一路、室戸岬へ向かいます。とはいえ、キャンピングカーの旅は無計画なので、気になるものがあれば立ち寄ってみます。今回は地図で見つけていた四国の最東端、蒲生田岬へ寄ってみることにしました。四国の岬というと、室戸岬と足摺岬が有名ですが、そらまあ、考えてみたら南端があれば東端だってあるわけで、それが蒲生田岬でした。蒲生田岬への道のりも、せっかくだから海沿いを通ろうと思って、ナビに設定した道に従っていったら、これがとんでもなく狭くて、樹木の生い茂る道でした。狭さは大丈夫ですが、キャンピングカーは背が高いので、木の枝に当たりまくり。完全に道のチョイスを誤りました…。
それでもなんとか蒲生田岬に到着。
先端に向かって歩きます。
なにやら森の中の登山道を登っていくと、小さな祠がありました。
小さな祠にこの一年を平和に過ごさせて頂いたお礼をして下山。そこから待ち構えていたのは急な階段です。
とはいえ、僕も遅咲きなんちゃってトレイルランナーの端くれなので、このくらいの階段に怖じ気づいたりはしません。一気に駆け上がって灯台に到着。
残念ながら風が強くてドローンは飛ばせませんでしたが、美しい景色を見ることができました。
蒲生田岬を後にして、室戸岬に向かいましたが、途中で夫婦岩を見つけました。風裏になるのか、風が穏やかなので、ドローン発進です。
ドローンでないと観られない景色です。そして、ここで鳥を発見。
わかるかなー。写真の中央から少し下に一羽いるんです。これ、隼です。ハヤブサ。そうです。全ての鳥の中でも最も速いとされている鳥です。隼をこの至近距離から見られるのもドローンの醍醐味でしょうね。動物好きの僕は初めて見る隼に興奮を隠せまへんでした。
後編に続きます。