台風のときに、とんでもなく雨漏りして、家の中に水たまりができてしまったというお宅の工事をしてきました。常滑や知多市の南部には、二階部分は住居としてではなく、物置として使われるような家がたくさんあります。庇の屋根と二階の大屋根の高さの差は150cm程度。
窓は二階の明り取りとして設置されているのですが、今回はその明り取りと雨戸の戸袋の下、壁と屋根のつなぎ目辺りからの雨漏りでした。
たぶん、新築時は、といっても80年くらい前ですが、壁にも漆喰が塗ってあり、柱にもしっかりとくっついていて、雨を止めていたのでしょうが、経年劣化で柱も痩せてくるし、地震等の振動もあって、漆喰が離れてきちゃうんですね。
で、今回はこの部分に雨押え板金というのを施工してきました。
壁の立ち上がり部分にも、板金が立ち上がるようにして、強風時も雨が壁に直接、当たらないようにしました。これで、雨漏りは止まるはず。んー、止まってくれ!
雨漏り=屋根と思いがちですが、意外と多いのが壁からの雨漏りです。それでも雨漏りに一番詳しいのは屋根屋なので、雨漏りしたら『様子見』なんてしていないで、すぐに屋根屋を呼んでくださいね。