トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

仲間が結果を出すと、やっぱり燃える。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

先週のことになります。10月21日㈰に上海で開催されたIRONMAN70.3上海で、チームメイト、謎の外国人労働者、チェ・フンさんがIRONMAN World Championshipの出場権を獲得しました。

f:id:yoshikixx:20181028200042j:plain

普通の70.3大会であれば、70.3の世界選手権の出場権のみが獲得対象になるのですが、世界中でいくつかの大会だけが、なんらかの理由でIRONMAN世界選手権出場権の対象になることがあり、今回の上海は対象になっていたわけです。

 

フンさんと僕の実力は二年くらい前までは大差なく、一緒に練習していても、いつも調子の基準にしていました。ところが昨年辺りから、フンさんは一気にタイムを伸ばしてきて、どんどん強くなっていきました。それでも、年々上がっていくIRONMANのレベルを前に、フンさんはIRONMAN世界選手権よりも、70.3の世界選手権をメインに考えるようになっていて、今回の上海にも来年、ニースで開催される70.3世界選手権の出場権を獲りに行っていました。

 

フンさんによると、レース中は練習のことを思い出すだけで、時計すら見ることなく無心だったようで、自分が出場権を獲得できたことを知ったのも、ゴール後、ずいぶん後だったそうです。

 

フンさんといえば、9月のIRONMANグレでは、自分も大会に出場するにも関わらず、一緒に旅した仲間のために、身を粉にして動いてくれました。それは僕が同じ立場だったとして、あんなに動けるものかと考えてしまうほどでした。

なんか、やっぱり神様は見てるのかなと思っちゃいます。

 

思っちゃいますが、フンさんは凄く練習していました。よくもまあ、あんなに練習できるものだと呆れるくらいやっていました。それが実を結んだに過ぎないのでしょうね。

 

身近な仲間。それもつい最近までけっこう近いレベルにいた仲間の吉報は、やはり嬉しく、力になるものです。僕ももっとやろうと思った出来事でした。