いえね、ついにドローンを正式に導入したんですよ。
DJI製のMAVIC2PRO。
MAVIC2PROを選んだ理由は、まずは画質の良さです。お客さんに見てもらうのに、画質が悪いと話しになりませんからね。
次に操作性の良さ。操作性の良さは、そのまま安全性に直結します。MAVIC2PROなら落とそうと思わない限りは落ちません。
もう一つは持ち運びが簡単なこと。折り畳めてコンパクトになるので、持ち運ぶのが負担になりません。
そして最後に見た目のかっこよさ(笑)やっぱり見た目は大切です。
まあ、すでに以前のブログでも撮影したムービーを登場させてはいたんですけどね。
yoshikixxtri.hatenablog.com
このころはまだ、航空局の許可が降りていなくて、限られた場所でしか飛ばせなかったんですけど、10月17日付で大阪航空局から『無人航空機の飛行に係る許可・承認書』というのが交付されて、晴れて町中での使用が許可されたので、仕事でも使えるようになりました。
許可を取ること自体も、以前と比較すると、ネットでの申請が可能になり、かなり簡単になりました。その辺りもまた書こうと思います。
うちの辺りで飛ばしたときの写真です。
なんでもない風景なのに、空撮するだけで、やたらと美しく見えるというね(笑)
一緒に飛ばしていた友達の家を上空から。感動してました。
僕たち屋根屋が仕事で使うことのメリットは、屋根に上らなくても『ある程度の』屋根の点検ができることがあります。最終的には上らないとわからないことも多いのですが、確かに上らなくてもわかることもあります。その場合は危険が一つ減ります。これは大きなメリットです。
お客さんにとってのメリットは、僕たちが上る前に、一緒に屋根の状態を確認してもらえるということ。
悪徳業者なんて、屋根の上が見えないことを良いことに、割れてもいない瓦を割ったり、ズレてもいない瓦をズラしたり、あるいは今、撮ってきた写真ですーっていう顔して、他の屋根の写真を見せたりして、お客さんを騙すことがあるんですけど、屋根に上る前にドローンで確認してもらうことによって、騙すことが難しくなります。
もちろん僕は騙すつもりなんてありませんが、現状を確認してもらうっていうのは大切なことだとは思っているんです。ドローンで見て、わからなければ、自分で上って確認するという手順を踏みます。
ドローンの写真でそんなにわかるの?と思うでしょうが、実はかなり綺麗に見えます。
これは我が家の屋根です。
写真を拡大すれば、漆喰の状態もある程度はわかります。
瓦が割れているかどうかもバッチリ。ドローンの影も写ってますね。
鬼瓦を正面から。こんな角度から鬼瓦を見るなんて不可能です。
大きな工場の屋根の点検なんかだと、人が上るよりも遥かに早く、安全に点検できますね。
こうして考えると、ドローンを導入したことのメリットは、屋根屋よりもお客さんのほうにありそうです。
ドローンでの屋根点検を希望する方、点検以前になんとなく見てみたいって方、屋根じゃなくても空撮して欲しいって方にもお応えしますので、ご用命はメールでお願い致しますね。
yanesei100@gmail.com