IRONMANグレではバイクの序盤から右の腰が痛みだし、125キロ辺りで右脚が痙攣しだし、熱中症にも陥って、見事に撃沈したわけですが、身体の右側の負担が大きかった原因はこれなんじゃないかと思われます。
その原因とはこれ。
見事に右側のパッドが下がっています。もちろん、最初から下がっていたわけではなくて、10キロ地点から訪れる、急な下りで二本のボトルを落としたとき。あの激しい衝撃を受けたときにバキッ!という音がしたのが、パッドが下がった音だったようです。
最初は気づかなくて(これだけ下がっていて、気づかないのもアレですが)、DHポジションで走っていると、なぜかバイクフレームの右側ばかり見えるのが不思議でした。
腰が痛くなり、右脚が痙攣しだし、さらにしばらくしてから、ついに気づいたのは150キロを超えてからだったような気がします。まあ、気づいたからと言って、何かできるわけでもなく、そのまま乗るしかないし、仮にもっと早く気づいたとしても、結果は同じだったとは思います。
が、やはり、長時間に渡って偏った状態でバイクを走らせるというのは、身体に掛かる負担が大きくて、最終的には弱点である右膝の痛みにもつながって、ランでも走れなくなってしまいました。
わずかなことですが、ロングのトライアスロンにおいては、そのわずかなことが後々、大きな影響として現れるんだなと、改めて実感しました。
対策しようにも、ハンドルを変えるくらいしかないし、それにはお金がかかるので、ちょっと無理っぽいのですが…。
まあ、こういうこともあるから、気をつけよつがないけど、気をつけてくださいねってことで。