ついにIRONMANグレの旅は最終日になりました。トライアスロンはいろんな場所を訪れて、そこの人と触れ合って、いろんな物を見て、食べて、経験してという、旅の要素がとても多いスポーツです。大会に出場するだけなら、大会後の月曜日に帰れば良いんですけど、もう一日、使って観光すると、とても充実したものになることを実感しました。
そろそろお気づきかと思いますが、謎の外国人労働者、チェ・フンさんはソウル出身の韓国人です。普段は日本に住んでいて、日本に溶け込んで暮らしていますが、IRONMANグレにみんなで出場することになったときには、みんなに韓国の旅を楽しんでもらいたいと考えて、一所懸命に準備してくれました。
明洞のホテルで朝7時に目を覚まし、向かった先はホテルから徒歩3分ほどのところにあるお粥専門店。
フンさん行きつけのお店、瑞源さん。
地下一階のお店に下っていく小林さん。痛ててて、と言いながら下りますw
到着すると、すでに10人くらいが来ていました。
食べたのはこれ。
アワビのお粥!
まーー、美味かった!優しい中にもアワビの旨みが感じられて、タコのキムチとかで味を変えながら食べると最高。二杯は食えるな…。
朝ごはんの後は南大門付近を散策。
考えてみたら、この旅はずっと天気が良かったなぁ。天気も旅の印象を左右しますよね。
そして、さっき食ったばっかなのに、今度はお昼ごはんです。
土俗村参鶏湯。サンゲタンのお店です!なんだかめっちゃ混んでます。
僕たちはもちろんフンさんが予約してくれているので、ささっと入れました。
ちなみに屋根はこんな感じ。
ああ、そう…。うん。日本じゃあ通用しねぇぞw
しかし出てきた参鶏湯はこれ。
塩コショウを少しずつ付けながら食べると絶品!
まさかこんなに美味いなんて!でかい朝鮮人参は苦くてまずかったけど、薬だと思って食べましたw が、とにかく美味かった…。みんな驚いてました。なんせ一人一羽ずつなので、ボリュームも凄いのですが、みんなスープの一滴まで飲み干していました。フンさんによると「ソウル市内でも三本の指に入る店」だそうです。納得の美味さ。
参鶏湯を美味しく食べた後は空港に移動。三時間ほどあったので、お金持ちの小森さんの道楽に付き合わせて頂いてラウンジへ。
さっき食べたばっかなのに、また食べる。大会後はなんせお腹が空きます。爆食期間に突入です。二回戦行きました。
今回の旅は多くの仲間と共に行動し、多くの人にお世話になりました。トライアスロンというスポーツを通して出会った人たちのご縁が、素晴らしい旅に導いてくれました。ツアー全体を取り仕切ってくれた上萩さん、韓国という国だったこともあり、尽力してくれたフンさんには感謝しかありません。上萩さんもフンさんも、同じ選手として出場するのに、事前の準備から最後の一日まで、素晴らしいアテンドをしてくれたことには頭が下がります。
共に旅した仲間、韓国で出会った人たち、また、いつかみんなで会えたら、トライアスロンに出場できたら、素晴らしく幸せなことだと思います。