トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

選手とマーシャルは一体です。マーシャルのためにも選手はルールを守りましょう。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

トライアスロンをやっている人がFacebookで「大会の車検でヘルメットのヒビを指摘されて通らなかった。それくらい見逃せ。」的なことを書いていて、その人の友達も言うに事を欠いて「知っているマーシャルに見逃してもらえば良かったのに」と、返信していました。

 

言わずもがな、ヘルメットはバイクで落車したときに『ただ一つ』身を守ってくれるものです。何度か書いていますが、僕の女房は落車して頭を打ち、ヘルメットを割っています。あのヘルメットが割れて、守ってくれなかったら、どうなっていたかわかりません。

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割れたヘルメット

実際、ヘルメットのヒビなんて、普段はチェックしない人が多いと思うんです。僕もチェックしません。落車したこともないし。

トライアスロン界の有名ブロガー、るみオカンさんが初めてマーシャルをやったときのことをブログに書いていました。

rumiokan.blog.fc2.com

オカンのブログは面白くて、さらに勉強になるので、トライアスロンブログの中では最も読むブログです。今回のブログでオカンはマーシャルの大変さを書いていました。

 

以下、オカンブログより

『メガホンで遠くの選手に「ヘルメットを被ってストラップも締めて来て欲しい」と伝えながら、ヘルメットストラップの緩みをチェックしながら、緩い選手がその場で直せるようバイクを持ってあげながら、選手の「バイクスタートどこですか」に答えながら、ペットボトルをケージに突っ込んでる選手に「それはトランジションの中だけで飲んでね」とお願いしながら、選手の「リレーのバイクはどこで待つんですか」に回答しながら、トップチューブにジェル貼ってる選手にその場で外してもらって「飲むならトランジションの中かバイクボトルに混ぜて」と伝えながら、ストラップ締め終わった選手にOK出して中に進める、ってことを、選手1500人を3人の審判で対応( ̄▽ ̄;』

『ここでわかって欲しいのは、
・ヘルメットのストラップを正しく締めていて
・ローカルルールを読んでジェルやペットボトルをバイクに付けていない
選手ばかりであれば、この業務はとてもスムーズだし、
目視でチェックして誘導するだけで済むということ。

私も五島のヘルメットチェックで何度かやり直されお手間をおかけしたので
その反省の意味も含め書いています。』

                                 引用終わり

できればオカンブログを読んでもらいたいんですけど、選手からひどい文句を言われたこともあるらしいです。

 

僕もヘルメットのストラップが緩くて注意されたことがあるし、通路のことで、ここを通っちゃダメなの!?って、マーシャルに言ったことがあります。オカンブログを読んで改めて反省しました。

マーシャルは皆、トライアスリートで、たまたまその大会でマーシャルを担当してくれているだけ。トライアスロンを愛する仲間だし、選手の気持ちは誰よりもわかっています。一つの大会を完成させるには選手だけではなく、マーシャルも絶対に必要。

 

最初に書いたヘルメットの件で指摘してくれたマーシャルは、その人の命の恩人です。御礼を言うことがあっても文句は言えないはず。僕たち選手が普段のルールはもちろん、ローカルルールもしっかり理解して、ちゃんと対応できるようにした上で、大会に参加すれば、それだけでマーシャルの業務をかなり軽減することができます。