どんな影響が出るのか予想もつかない、観測史上初の西進する台風が、愛知県の南側を通過していきました。知多半島は上陸こそしませんでしたが、南端をかすめるように通過したため、深夜には家を揺らすほどの強風と、豪雨にさらされました。
こりゃあ、屋根もけっこうな被害が出るかなと思っていたのですが、日曜日の時点で連絡が来たのは一件のみで、一安心しました。連絡をくれたのは、うちの昔からのお客さんで、経営してるアパートの瓦が浮いたようだとのこと。現場に行ってみると、軒先に近い、隅棟の西側が数枚、めくれていました。
何やら以前の台風でもめくれたことがあって、そのときには自分で戻したとのこと。こんな軒先の瓦、僕だって怖いのに、よく戻したものです…。
隅棟の際の瓦というのは、実はめくれやすい個所です。しかも、一度めくれると、何度もめくれます。ばちっと固定する方法もあるので、隅棟際の瓦がめくれたことがある人は、一度、ご相談ください。