トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ウルトラ・トレイル・マウント・フジの参加資格を間違えてみた。

トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の竹内です。

 

日本の長距離人力移動族において、目標になりやすいのはフルマラソンのタイム。4時間切(サブ4)からサブ3.5、サブ3と、目標としてはわかりやすくて、別府大分毎日、びわこ毎日、福岡国際といった、メジャー大会にエントリーするためにはクリアしないといけない基準にもなるので、多くの人が目指します。

僕はといえば、普通に走ればサブ3.5は達成できるし、サブ3はちと難しい…。フルマラソンに集中して、きちんと練習ができて、当日が絶好調で、さらにレースの進め方まで理想通りにできれば、あるいはサブ3にも可能性はあるのかもしれませんが、あまりそこには興味が無い。では、どんなことに興味があるかというと、まさしく『長距離』。それも大好きな山での移動。

 

トランス・ジャパン・アルプス・レースという、アレな大会は置いといて、普通(?)のランナーとして目指す最高峰の大会がウルトラ・トレイル・マウント・フジ(UTMFhttps://www.ultratrailmtfuji.com/)です。

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画像はUTMFのHPより。

 

UTMFはその名の通り、富士山の近辺の山を距離にして約170km、累積獲得標高が約8000m、制限時間は46時間で競うトレイルランニングです。僕もいつかは出場したいなと思っていたのですが、まずはトライアスロンが優先なので、ずっと先のことだと考えていたのですが、昨年のIZU TRAIL Journey(ITJ)を完走したことで、にわかにUTMF出場が現実的なものになってきました。

 

というのも、UTMFに出場するためには『最大3レースで12ポイント以上』という資格が必要で、そのポイントは、ポイント対象レースを完走することで貰えるのですが、たまたまITJが4ポイントの対象レースになっていたんです。

各レースのポイントは1ポイントから6ポイントまで、距離や難易度によって振り分けられていて、UTMFの場合は『最大3レースで12ポイント』が必要になるので、他のレースの出場要件等を考慮に入れた上で、僕にとって一番現実的なポイントの獲得方法が4ポイントのレースを3つ完走するというものです。

 

6月2日のブログ『秋のトレイルランニング大会、二つにエントリーしました。』

yoshikixxtri.hatenablog.com

で書いた通り、10月の峨山道トレイルラン(4ポイント)と、12月のITJへの出場が決まったことで、この2レースを完走することができれば、前年のITJと合計すれば、来年のUTMFにエントリーできるんじゃないの?ついにエントリーだ!と浮かれていました。

 

ところが、UTMFのHPでエントリーの資格を改めて確認してみたところ、『大会エントリー開始日の3年前から前日までの間に、国際トレイルランニング協会(ITRA)がポイントを認定しているレースに出場・完走し、下記の規定ポイントを獲得すること。
ただし最低1レースはエントリー開始日の1年前から前日までに開催されるレ―スとする。』となっていました。大切なのは太字の個所。『エントリー開始日の前日までの間』というのを読んでいなかったんです。

 

昨年でいえば、エントリー開始は10月16日。ITJの開催が12月なので、完全にアウト。笑えるくらい資格なしw なので、仮に峨山道、ITJを順調に完走したとしても、エントリーできるのは来年の大会ではなく、再来年の大会だということになりました。

 

ただ、峨山道の開催日が10月14日㈰なので、エントリー開始日が10月15日㈪だとすると、UTMFの短いバージョンに当たる、STY(静岡to山梨)ならエントリーは可能。STYも距離92km、獲得標高4100m、制限時間20時間なので、長時間に渡って楽しめるのは間違いなし。

 

来年のUTMFにエントリーできないことを知ったのは、若干、がっかりしましたが、日程さえ合えば、STYにはエントリーできるし、STYへの出場、完走からのUTMFという段階を踏めば、それはそれで経験値も上がるし、せっかくなので楽しもうと思います。

 

って、まるで完走、当選したかのようにwww