雨樋の交換をしてきました。交換と言っても全部を交換するわけではなく、部分交換です。写真みたいに、なぜか軒樋の継ぎ手が割れてしまったので、割れた部分の補修ですね。
暑くて、早く作業を終えたかったので、写真を撮る前に切っちゃいましたが、雨樋は強力な接着剤を使用するので、割れた部分だけを交換するということは、ほとんど不可能です。今回も交換する個所から60センチくらいを切って、新しい樋で繋ぐという方法をとりました。
軒先の樋は長さに合わせて軒樋を切り、継ぎ手というもので繋ぎます。軒樋に継ぎ手を嵌めることは簡単ですが、そのままだと雨は隙間から流れ出てきます。それを防ぐために接着剤を使います。
割れた継ぎ手は一個でしたが、切り外して繋ぐので、継ぎ手は二個になってしまいます。でも、全部を交換するよりはずっと安価にできます。
雨樋っていうのは、今回みたいなちょっと変わった形状はもちろんのこと、昔からある丸い雨樋みたいに同じ形状に見えても、メーカー間の互換性はほとんどありません。丸樋なら取り付けること自体は難しいわけではないし、ホームセンターでも手に入るんですけど、買ってきたのに合わないこともあるし、何よりも脚立の上の作業というのは、危険が伴います。現場において最も労働災害が多いのは、脚立とカッターナイフが絡む作業だと言われています。
業者に依頼してもお金がかかるし、とか、ちょっとしたことで来てもらうのは申し訳ない、なんて考えずに、業者を上手に使ってくださいね。