トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

トライアスリートは開催地域の人たちや、運営やマーシャルの人たちに対して感謝します。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

7月8日㈰に開催される予定だったサンポート高松トライアスロンが天候不良により中止になりました。僕の友達も里帰りついでに毎年、出場していて、今回も高速道路や四国に渡る橋が通行止めになる中を、フェリーに乗って四国入りしていたので、中止になったのは残念なことです。

 

僕も一昨年の秋に開催された初回の河津フラワートライアスロンでは、海の波が高いということでスイムが中止になり、残念な思いをしたことがあります。あのときはスイムアップまでしてからのスイム中止だったので、なんかもったいないなと思ったものです。

 

選手にとって、楽しみにしていた大会が中止になるというのはとても残念なことですが、運営側にとっても残念なことは変わりありません。

いや、むしろ選手よりも残念なことだと思います。

大会が終了したら、すぐに次の年に向けて準備を開始し、スポンサー企業を探し、行政や警察等の関係各所との調整を行い、ボランティアを集い、何カ月も前から選手を募集して案内を発送し、選手を迎え入れる体制を整え、徹夜で現場での準備をして、選手たちが全力を尽くせるようにサポートし、笑顔で帰ってもらえる場を提供するために、力を尽くしてくれます。

にも関わらず、大会を開催することなく、中止の判断をせざるを得ないというのは、どれほど辛いことかと思いますが、そこには選手や関係者の安全という、なによりも優先されるべきことを考慮した結果に他なりません。で、ある以上、僕たち選手はその判断に粛々と従うべきでしょうし、そこに異論は無いと思います。

 

一方、常滑という、トライアスロンを開催している町に住んでいると、トライアスロンを開催することに関して、地元住民からは良い話しばかり聞くわけではありません。長時間に渡って生活道路を通行止めにされ、いつもは10分行けるところ距離の移動に30分以上を要し、中には、毎年のように駐車場を無断で使用されて(トライアスロン関係者ではないかも知れませんが)憤慨している友達もいます。地元にとってトライアスロンを開催することは、決して良いことばかりではないし、もしかすると、良くないことのほうが目立つかもしれません。

 

IRONMAN70.3セントレア知多半島JAPANのバイクコースは、ほとんどが閉鎖された道路を使用するため、応援は少ない上に変化も無く、ドラフティングも起こりやすいので、間違っても面白いコースとは言えません。でも、上記したような、地元住民に対する負担を考えると、致し方ない部分もあるんです。

 

「あの大会のコースはイマイチ」だとか「運営がイマイチ」だとか、言いがちなところがありますが、僕たち選手は趣味のために場所を使わせてくれる町の人たちや、運営に尽力してくれる人たち、そしてマーシャルを務めてくれる人たちに対しては感謝意外の言葉は無いと思うのです。

 

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