トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

たけうち、サドルを巡る旅に出る。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

昨年の5月20日に書いたブログ

yoshikixxtri.hatenablog.com

の通り、自転車乗りにとって、お股とサドルの関係というのは、なかなかに繊細なものです。合わないサドルに座ると、誰が何と言おうと合わない。痛くて仕方ない。乗っていられないという状態になります。

サドルといえば、今年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したクリス・フルームが、大会の途中でスポンサーであるフィジークのサドルから、よりによってライバル企業のスペシャライズドのサドルに変更し、さらに80キロにも渡る逃げを決めて話題になりました。

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もちろん合うサドルに出会うこともあり、そんなぴったりとくるサドルに出会った人たちは「座っている感じすらしない」とか言うし、この間まで合っていたサドルが突然、合わなくなる人もいれば、20年以上も同じサドルを使い続ける人もいます。

 

僕もフィジークのトライトーンというサドルがまあまあ気に入っていて、この4年ほど使っていたのですが、今年の3月辺りから「なんか痛い…」と感じるようになってきました。擦れたりするような痛みであれば、ワセリンや皮膚の保護クリームを塗れば解消されたりするのですが、僕の場合は圧迫痛なので、ワセリンとかには効果を期待できません。IRONMANの距離である180キロともなると、さすがに150キロくらいを越すと、どんなサドルでも圧迫痛は多少は出ると思うので、仕方ないと諦めることもできるのですが、最近、痛みを感じ出すタイミングが早くなってきました。

 

5月に出場した長良川ミドルトライアスロンのときは60キロほど、先日の伊勢志摩・里海トライアスロンでは30キロほどで痛みが出て、必要のない場所でダンシング(立ち漕ぎ)して、体重を分散させてごまかしたりしましたが、9月にIRONMANに出場するのに、このままではマズいということで、ついにサドルを巡る旅に出ることにしました。

 

きっかけは志摩トラで座らせてもらった上萩さんのバイク。「サドルに悩みがある」と話したら「これは評判良いですよ」と座らせてくれたのが、スペシャライズドのシテロ。

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確かに良い感じでしたが、定価16,000円を超すし、買ってから合わなかったでは済まないので、上萩さんのサドルを奪いwテストさせてもらうことに。

 

長きに渡ってお世話になったトライトーンよ、ありがとう。君のことは忘れないよ…。

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シテロを取り付けてみました。トライトーンと比較して12㎜ほど薄いので、その分はシートポストを上げて対応。前後はとりあえずトライトーンと同じ位置にしてみました。シートポストをたくさん出すと、脚が長いアピールになってかっこいいw

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祭のときに配られる御車曳行安全のお守りと、弱虫ペダルの巻島さんも移植して完了。

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ローラーで座ってみると、骨盤を支えてくれて、安定感があります。トライトーンは骨盤ではなく、股で乗る感じだったので、違いが良くわかります。

 

DHポジション(極端な前傾姿勢)をとってみると、アソコの根元に対する圧迫感が強いので(トライトーンでは感じなかった)、シテロの前を少し下げて、もう少し回してみました。悪くない。あとは距離を乗ってみるしかありません。

 

旅が早く終わることを祈っています。