実は今週の火曜日と水曜日は鹿児島に行く予定だったのですが、台風の影響で飛行機が飛ばず、キャンセルになりました。予定がガバッと空いたような気がしたのですが、事務所にいればやっぱり仕事はあるもので、いろいろとやっています。
水曜日はお客さんのところに請求書を持っていくついでに、雨漏りが止まったかどうかの最終チェックと置いてきたバケツの回収を兼ねて、天井裏に入り、その後は道具を修理してもらうために高浜市の工具屋、堺屋さんへ。
堺屋さんを出るときには昼近くだったので、お昼ごはんを食べてから帰ることにしました。過去にFacebookで高浜か碧南の誰かが「地元で昼飯って言ったらここの定食だ」と書いていたのを思い出したので、検索してみたら、見事にヒット。
碧南市の喜礼共亭(きらくてい)さんです。
堺屋から南に10分ほどで到着した店がこれ。
おお…。なかなかの本格派やんけ…。こんなの知らんかったら入れんわ…。営業時間なのに準備中になっとるし…。
いわゆる、きたなシュランですね。店内の撮影は控えましたが、小上がりみたいなところでマスターであるおじいちゃんが寝てましたw そんな感じのお店です。
頼んだのはもちろん唐揚げ定食。
お客さんの9割が注文するらしいです。
メインの唐揚げはこれ。
すごいボリューム。ランチだと並ご飯で770円。
ちょっと甘味と酸味のあるソースがかかっていて、少しマヨネーズをつけて食べると確かに美味い。衣もサクサクしていて、ベースの味が濃すぎないので、たくさん食べられます。
胡椒の効いたマカロニサラダも名物らしいです。確かに美味かった。
確かに美味かった。美味かったけど、言うほどか?とも思いました。でもね。こっからが大切だと思うんですけど、地元に愛される味、愛される店っていうのは、こういうものなんだと。子供のころから当たり前に食べていて、地元に戻っていたときに、ここの唐揚げを食べると「戻ってきたな」と実感する味っていうかさ。
僕にしたら武豊の北京の味噌ラーメンや、今は無くなってしまった八百善のチャーシューメンとか。よその人がどうこう言うもんじゃない。でも、そこの人が食べたときに、地元を実感する。そういうお店って大切だと思います。
今日、請求書を持って行ったお客さんは親戚を紹介してくれて、地元で屋根に困ってる人がいたら紹介するねと言ってくれたし、道具のことで困ったことがあれば堺屋に行くし。
いや、喜礼共亭の唐揚げは美味かったですよ。美味いのは当然として、そういう存在のお店があること自体が幸せなんだなと思ったんです。