トライアスリート屋根屋兼元消防団分団長、常滑は屋根誠の竹内です。
昨日のことです。北に向かって車を走らせていると、真っ黒な煙がもうもうと上がっていました。
これは尋常じゃないと思って近づくと、やはり火事でした。ここからは写真を撮っている場合じゃなくなったので、写真はありません。
ゴウゴウと燃える火災現場の前には何人かが立ち尽くしていて、中には消火器を持っている人がいましたが、消火器で対応できるような状態ではないことは一目瞭然。
僕は15年ほど前、常滑市消防団の第一分団長というのをやっていたので、消火等の訓練をしたこともあり、消火活動することに。
僕と同じくたまたま通りかかった消防団と青年会議所(JC)の先輩、山崎さんとともに、すぐ近くの消防団の車庫から小型ポンプやホースを持ち出すと、燃えている家から30mほどの距離にあるお寺の住職が「うちの防火水槽を使ってくれ!」と言ってくれたので、山崎さんと住職、僕の三人で台車を押してお寺に。その間に、別の人がホースを伸ばしておいてくれましたが、あまりにも久しぶりな山崎さんと僕は、ポンプの使い方を思い出すのが大変。20秒ほどは時間を無駄にしてしまったかもしれません。たまには地域の防災訓練に参加して、思い出しておかないといけませんね。
僕たちが放水を開始すると、すぐに消防署の消防車が到着。さすがの早さで消火開始。住んでいたおばあさんの無事を消防署員に報告して、他の消防団員も到着したので、サンダルで活動していた僕はお役御免ということで、仕事に戻りました。
火事の原因は聞いていませんが、梅雨で湿度が高くなると、コンセントに溜まったホコリが湿気を含み、ショートすることで火災に繋がることがあるらしいです。
よくよく思い出してみると、過去に僕が出動したときは、確かに雨の日が多かった気がします。雨で現場の作業ができず、家に戻ってきたときにサイレンが鳴って、出動したという記憶が何度かあるんです。
梅雨に入りましたが、乾燥した季節とは違った原因で火事になることもあります。みなさんも注意してくださいね。