トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

鏑木毅さんのコラム「ここで死んでもいい」について。

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

日本トレイルランニング界の先駆者にして、富士山の周り、約170キロを46時間にわたって駆け抜ける、ウルトラ・トレイル・マウント・フジの発案者、運営責任者である鏑木毅さん。

鏑木さんは東洋経済オンラインでコラムを連載していて、今回のテーマが『「ここで死んでもいい」という覚悟が力を生む』というものでした。

toyokeizai.net

 

鏑木さんは"ワクワクする気持ちを忘れないようにしながらも、「もう後がない」「ここで自分は死ぬんだ」という強い気持ちがないと、160キロものレースは戦えません。「ダメでもともと。失敗しても後があるよ」と軽い気持ちで臨んだら、最後まで完走することさえおぼつかないでしょう"と書いています。鏑木さんのレースを見ていると、いつも最後はボロボロになり、積み重ねた全てをコースに置いてきたんだと感じます。本当に覚悟して走っているんだなと感じます。ただ、それはレース当日だけでなく、日常でも同じで、常にやり残したことの無いように生きているんだと思います。

 

鏑木さんは「ここで死んでもいいという覚悟」と表現しましたが、佐賀藩士、山本常朝は記した『葉隠』には「武士道と云うは死ぬことと見つけたり」と残しています。

 

鏑木さんのコラムについても、コメント欄に「死んだら終わり」とか、「タイトルが悪い」という言葉があり、「武士道とは…」についても、ずいぶんと誤解されて伝わることがあるようです。

 

大切なのは「人は必ず死を迎えるのだから、それまでに思い残すことなく、ベストを尽くす」「明日、死んだとしても、悔いのない、良い人生だったと考えられるような日常を過ごすこと」ということなはずです。

 

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yoshikixxtri.hatenablog.com

でも登場してもらった、小林さんも同じようなことを言っていました。強豪トライアスリートとしてだけでなく、仕事の面でも実績を残し、人間的にも尊敬できる小林さんの言葉に、鏑木さんや山本常朝と共通することを見つけたので、今回は真面目なことを書いてみました。