シェルパ斉藤さんちでは遊びに来ていた子供が、自分で採ってきた野草のサラダを食べていました。
「ノビルが辛い!」と言って、マヨネーズの世話になっていましたが、これだけの量の食べられる野草を採ってくるんだから大したものです。
今回のシェルパ斉藤家訪問は次の日が仕事なので、日帰り予定だったのですが、せっかくだからと斉藤さんが晩ごはんに誘ってくれて、急遽、ご馳走になってしまいました。
ご馳走になる前には、近くの温泉『パノラマの湯』で汗を流しました。
何がパノラマかというと、天気が良いと富士山が正面に見えるんです。壁に描いた富士山じゃなくて、本物の富士山が正面にドーンと。それだけでも入る価値あり。さらに泉質も良く、アルカリが強くて、お肌はつるつるのすべすべになります。
ノンアルコールの飲み物を買って戻り、晩御飯の場所は自宅エリアのウッドデッキ。
このウッドデッキの居心地といったら比べるものがありません。斉藤さんちの犬たちは、いつもここでノンビリと過ごしています。うちにもこんな場所があったら、小夏ももっと幸せだろうなぁ。
晩御飯のメニューは焼き鳥やおにぎり、京子さんお手製の惣菜等々。焼き鳥は炭火でパリッと焼いて、タレか塩で。
写真は撮り忘れたけど、ご近所さんから頂いたという、タラの芽の天ぷらも職人顔負けの揚げ具合で出してくれました。いつもいつも、本当に美味しいものでもてなしてくれます。
斉藤さんはついこの間まで、東京都の秘境、青ヶ島に行っていたそうで、行くだけでもひと騒動あった旅の話しを惜しげもなく披露してくれました。さすがに内容はここでは書けないので、斉藤さんが連載しているアウトドア情報誌『BE-PAL』の次月か、その次を見てみてください。
この後はチームシェルパのオリジナルブレンドコーヒー『シェルパブレンド』を頂いて、20時半過ぎにはドロン。
中学生で椎名誠の作品に出会い、旅する物書きになりたいと憧れ、椎名さんの作品に出てくる野田知佑なる犬連れカヌーイストを知り、野田さんの作品を読むうちに、シェルパ斉藤という変わった旅をする人を知り、十数年前には一読者として、本の向こう側にいた憧れの人。そんな憧れの人と、こうして何年にもわたって、友人としてお付き合いさせて頂いている不思議。
先代犬・小雪さんが繋いでくれたご縁を、これからものんびりと大切にしたいと思います。