もうすぐゴールデンウイークですね。うちはGW前半はまったく関係ありません。普通に仕事です(´･ω･｀)
うちが普通に仕事するGW前半、4月27日㈮にはウルトラ・トレイル・マウント・フジ(以下、UTMF)というトレイルランニングの大会が開催されます。
以下、画像は全てUTMF公式HPより。
なぜ土日ではなく金曜日なのかというと、制限時間が46時間だから。スタートが金曜日の15時で、制限時間に当たるのが日曜日の13時。果たして制限時間という表現が正しいのか(笑)
制限時間が長いということは、距離が長いわけで、約170キロ。
累積獲得標高は約8,000m。まあ、完全にアレな人たちの世界です。過去に出場したことのある友達は「夜になると幻覚が見えるんだよねー。樹が動き出したり、プレデターになったりするんだよー(笑)」と言っていました…。
前回までは、富士山を一周するコースだったのですが、環境保全の観点から、コースを変更しました。しかし、ダイナミックなコースであることは違いありません。
こんなに大きな大会なので、選手や運営スタッフはもちろん、ボランティアの方々もたくさん参加してくれます。ありがたいことです。冗談抜きで神に見えます。
CEPというソックスブランドのアンバサダーをやらせてもらっていたときに、一度だけ、UTMFのゴールを見にいったことがあります。
ゴール後の選手たちはとにかくボロボロ。いたるところでボロ雑巾のように横たわっていましたが、100マイルを完走してきた選手たちは、一様に充実した表情を見せていました。
ゴールエリアを見た僕の感想は
「めちゃうらやましいっΣ(ﾟДﾟ)！」
でした。
あのころの僕はトレイルランニング未経験者だったか、11キロの大会に一度だけ出たか、とにかくそんな程度で、彼らの足元にも及びませんでしたし、100マイルなんて、想像もできない世界だったのですが、そんな想像もできない世界を体験してきた選手たちのことを、心底うらやましく感じました。
時は過ぎ、いつのまにやら70キロのトレランをそんなに苦労することもなく完走できるようになった僕の、トレランでの現在の目標はUTMF完走。来年にはエントリーの資格は獲得できそうなので、運が良ければ再来年には出場できる可能性が。
今年のUTMFではなんと、50時間にわたるネットライブ配信が計画されています。
なんせ46時間、170キロの大会なので、見に行ってもどこかで誰かが走っています。上位でゴールしてくる人たちはもちろん凄いのですが、46時間、諦めずにゴールに向かい続ける人たちの姿を一目見るだけでも、価値がある大会です。
