常滑には『やきもの散歩道』という観光ルートがあります。昔ながらの曲がりくねった細い道や黒い壁の家、そこここには常滑焼の作家さんたちが陶房兼直売店を開いています。
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写真スポットとして、よくネットでも見るのは土管坂。
幅が1.5mほどの狭い道の両側には焼酎瓶と土管。地面にはケサワというのが滑り止めとして埋められています。
こういう場所がたくさんあるのが、常滑の中でも旧常滑地区で、うちに仕事を依頼してくれるお客さんもたくさんいます。中には下の写真のようにめっちゃ狭い、軽トラも入れないような道の奥にある家もあり
そんなときはひたすら一輪車で搬入します。
入っていくと、さらに狭くなって
しかも、左に曲がると
一輪車で道幅いっぱいなまあまあな坂。
そして壁には土管と焼酎瓶。散歩道ではありませんが常滑の定番です。
こんなふうに太い土管で水塔が作られていたり
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なんと家の基礎に土管が使われていたりと
そこいらじゅうに常滑らしさがあります。
こういう通りに似合うのは、やっぱりいぶし瓦の建物です。僕は景観を守るのも仕事だし、観に来てくれた人が美しい地域だなと思ってもらえれば、狭い場所での仕事もやって良かったなと感じます。
やきもの散歩道もこういう道も普通に生活を送っている地域なので、マナーを守って、常滑らしさを楽しんでもらいたいと思います。