トライアスリート屋根屋兼遅咲きなんちゃってトレイルランナー、常滑は屋根誠の竹内です。
フルマラソン3時間15分くらいのランナーによるレポートだと思って読んでください。
IZU TRAIL JOURNEY 2017
当日は早朝4時前に目を覚まし、朝食を摂り、テーピング等の準備をして、宿から10分のスタート場所の松崎新港へ。途中、コンビニで買ったコーヒーを飲みながら歩いていくと、明るく照らしだされた会場はすでに選手たちの熱気があふれていました。
10時間切りを狙うような選手たちは、スタートの30分以上前からスタートゲートに並んでいました。僕は寒さで体力を奪われるのを防ぐため、荷物預けをギリギリにして、アップを開始。ジョグだけでなく、あらゆる筋肉に刺激を入れるように動きました。
スタート前の一枚。特に不安は無し。落ち着いたものでした。
朝6時ちょうどにスタート。
1500名の選手たちが一斉に動き出しました。
ヘッドライトの波はすぐに山の中に飲み込まれていきます。僕は暑くなってきたので、一旦立ち止まり、ウィンドブレーカーを脱ぎました。再び走りだすと、直後に「竹内さん!」と声を掛けられました。声のほうを向いても、その人のヘッドライトが僕を照らしているので、相手の顔が見えません(笑)が、身長と声で太田さんだとわかりました。挨拶して、少し話して、再々スタート。友達の顔を見ると、なんとなく安心するものです。
路肩には上着を脱ぐ人たちが多くなってきました。そのうちの一人に見覚えのあるウィンドブレーカーが。トライアスロン仲間のちびドル、あゆキャプでした。出場することはFacebookで知っていたけど、出場人数も多いし、会う可能性は低いんだろうなと思っていたら、スタートして20分ほどで遭遇。早すぎて面白いし、なんだかご縁があるんだなと。
太田さんとは違いw一緒に走り出して、しばしの世間話。渋滞も発生しているので、ただただ話しながらハイキング。前を抜けるような広さになるまではスタートしてから1時間ほどだったかな。そこからはあゆキャプとも別れて、僕は一人で前に行きました。その後、あゆキャプと太田さんが合流して、しばらく一緒に走ったみたいです。
渋滞はこんな感じ↓
最初のチェックポイントまでは8.4キロ。ここでは水だけ補給できますが、水はまだまだあるのでスルー。こがね橋のエイド1を目指します。目指しますが少し走っては渋滞するので、なかなか進みません。渋滞で止まっていると、後ろからポリポリと音が。振り返ってみると、僕の次のランナーが柿の種を食べていました。「ポリポリですね(笑)」と声をかけると「美味いですよ。どうぞ」と言って頂いたので、遠慮なく頂き、お礼にランの練習方法を少し伝えました。みんな距離に囚われちゃうんですよね。
24.9キロ地点のこがね橋A1に到着してみると日陰で寒い!これはとにかく食べないといかんということで、松崎町の特産品である葉桜餅をドカ食い。ばくばくと食べながら隣を見ると、今度は高瀬さんが登場。高瀬さんはついこの間、マレーシアでIRONMANを完走したばっかなのに。なんてタフなおじさんだ。
トイレに並ぶ高瀬さんを置き去りにして、僕は先に進みました。
ここまででだいたい四分の一程度。特にトラブルもなく順調。寒いのだけが気がかりでしたが、それも走れば温まってきて平気でした。