35年~25年くらい前にかけて流行った屋根仕様(?)に、瓦の軒先等に鉄筋を這わすというものがありました。
軒先っていうのは屋根の一番下の個所です。
丸いのが着いているところです。この瓦に鉄筋を縛り付けて、補強するイメージなんですけど、まあ、実際には補強されることもなく(´・ω・`)
しばらくすると、こんなになっちゃいます↓
錆び錆びです。鉄筋が錆びて、膨張することによって、下から出ている銅線も切れてしまうことが多いです。昔の人が一生懸命考えた結果なので、仕方ないところもありますが…。
補強効果もなく、錆びて銅線を切ってしまうという無用の長物といっても過言ではない屋根の上の鉄筋は取り除いてしまうことをおすすめします。
鉄筋を取り除いて、瓦に開いている穴に115mmとかの長いステンレスビスで、瓦の下の木にがちっと固定しちゃうっていう方法があります。現在の工法だと、その施工方法が普通です。
築30年くらいの家の屋根なら、一度、点検してもらって、軒先やケラバの瓦をビス留め補強してもらうと良いかもしれませんよ。