トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

DIYは好きだけど、瓦だけはオススメしません

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

僕は職人だということもありますが、子供のころから機械をいじったり、木材を釘で打ち付けて何かを作ったりと、今でいうDIYが好きでした。

 

yoshikixxtri.hatenablog.com

 

↑のブログでも書いた通り、自転車のこともたいがい自分でやるし、今もできることの範囲を少しずつ広げています。

 

最近だと自宅の網戸を張り替えたり、開きにくくなっていた事務所の扉のドアノブを交換したり。自分でいろんなことをやるのは面白いし、楽しいですよね。

 

自分でやったことが上手くいけば嬉しいし、たとえ少々失敗して何かに傷がはいったりしても、自分でやったことは一つの思い出になって、それはそれでOKです。

 

でも、屋根のことだけはオススメしません。

 

なぜなら雨漏りに直結するから。

当たり前のことですけど、意外と簡単に考えている人が多いんです。

 

↑みたいな和型の瓦。僕もブログ内では簡単に交換できると書いたりしますが、実はほとんどの場合ははまりません。

 

同じ形に見えても、割れた瓦を抜いてから、新しい瓦を差し込んでみてもはまらないんです。

 

それは大きさが違うから。

 

最近の瓦だと規格が統一されて、合う可能性が高いのですが、30年以上前の瓦になると、まず合いません。99%合わないと言っても良いくらい。

 

じゃあ、どうやって交換しているのかというと、屋根の上で加工しています。新たに差し込む瓦が大きい場合は、瓦用の金槌を使って、決まった個所を欠かします。

 

変なところを変な風に欠かすと、雨漏りの原因になりかねません。そもそも、どうやって瓦を切ったり欠かしたりするのかもわからないですよね。

 

今はホームセンターに行くと、大概のものが手に入るし、家のことでもなんでもやってみることは楽しいんですけど、屋根のこと、特に瓦のことだけは職人にお任せくださいね。

 

ではでは。