トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

撃沈の北海道トライアスロン振り返り

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

撃沈した北海道トライアスロンの消化には、少し時間がかかりそうですが、早くもリザルトがアップされたので、嫌なこと(笑)は早めに終わらせようということで振り返ります。

 

とはいえ、ダメダメだったので、あまり振り返ることもなく…(´・ω・`)

 

実は大会二日前の夕食、前日の夕食と吐き気がありました。が、食べられないわけではなかったので、とりあえず食べたし、大会当日はそんなことは忘れていました。

 

が、それが全てだったのかなと思います。

 

当日は4時に起床して準備。5時半のトランジションエリアオープンちょうどに到着。今回はバイクチェックインも当日なので、バイク、ヘルメット、バイクシューズ、ランシューズ等をセット。バイク中のカロリーのほとんどは粉飴を溶いたドリンクで摂るので、とてもシンプルで簡単。

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出場選手300名を下回る小さな大会なので、全体的にのんびりしていてリラックスした雰囲気が漂っています。スタート前のライフセーバーがレスキューサーフに犬を乗せていたりして。

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7時に洞爺湖町長の合図でスタート。水温は低めだけど、ウエットスーツを着ればちょうど良い。

今回のコースは一辺200mくらいのコンパクトな三角形を二周して、スイムゴールに向かうという変則的なレイアウトでしたが、このレイアウトのおかげで、目印になるブイが見やすくて泳ぎやすかったです。一周目にくらべて二周目は余裕が出てきて、フォームを修正することも意識してペースアップもできました。2071mを泳いで42分30秒、73位は今の僕としては上出来。

 

トランジションエリアではおそらく30人以上を抜きました。ウエット脱いでヘルメットかぶるだけなので、あっという間です。サングラスをかけなくて済むだけでも、シールド付きのヘルメットは簡単で良いです。

 

バイク乗車ラインを超えてバイクに飛び乗ろうとしたら、ここで最初のトラブル。後ろのボトルに太ももが引っかかって失敗(^^;)

一度、止まって乗ったら、今度はバイクシューズが地面に当たって失敗(^^;)

恥ずかしくて仕方ありませんでした。

 

バイクの序盤はアップも兼ねてゆるゆる。心拍数をLTまで落として他の選手は無視。それでも徐々に順位が上がっていきます。洞爺湖湖畔道路の平均速度は35キロくらいなので、なかなかのもの。

 

だいだい20位前後まで順位を上げたところで湖畔道路から外れ、最初の坂に差し掛かります。ここからは5%くらいの坂が5kmほど続きます。普通なら坂に入ると、前の選手が落ちてくるのですが、さすがにこの順位で走行している選手たちはあまりペースが落ちませんでした。

 

ここからは淡々と自分のペースを維持。調子は悪くないと感じていたのですが…。

 

異変を感じ始めたのは60キロ地点あたりから。いまいち心拍数が上がらず、パワーも出ない。なにかがおかしい。140キロもバイクがある大会なので、しばらく我慢していれば戻ってくるだろうと耐えていても、まったく戻らず。そうこうしているうちに、無理やり体を動かし続けたツケが回ってきたのか、盆休み前にハリを覚えていた右大腿に再びハリが。そして膝にも痛みが。

 

80キロくらいからはひたすら耐えるだけ。リタイアも考えながら、それでもリタイアするために北海道に来たわけじゃないと思い直したり。

 

4時間半以内で終えるつもりだったバイクに要した時間は5時間15分35秒。予備で持っていたジェルが無かったら戻って来られなかったかもしれないくらいの消耗ぶりでした(-_-;)

 

ヘロヘロになりながらランの準備をしていると、スポークが折れてリタイアしたチームメイトのミズキさんが。もうダメだけど、完走メダルだけはもらってきますと話してランコースへ。

 

ランでは気持ちも残っていないし、脚も膝も痛いし、歩いたり走ったりしながら、なんとか進みました。途中で足が攣って立ち止まっている人を見かけたので、持っていた魔法の薬を一粒渡しました。それを飲んだその人は後から追いついてきて「治りました。ありがとうございました!」と言って抜いていきました。

僕にとっては完走のみが目的の大会になってしまいましたが、その人にとっては、もっと意味のある大会かもしれないし、助けになれて良かったです。

 

今回のランで確認できたのは、膝の痛みが出ない状態であればバイクを5時間漕いだ後でも、キロ5分くらいなら無理なく走れるということ。これは今までの練習の賜物だと思います。

 

膝の痛みと相談しながら終えたランのタイムは2時間31分16秒。予定から40分以上オーバー。

 

合計タイムは8時間29分21秒。予定より2時間遅れ(´-ω-`)

総合優勝した選手が6時間15分くらいで、年齢別の表彰台が6時間52分くらいだったので、きちんとできていたら、目標にしていた表彰台に届いていました。

 

が、これもトライアスロンですね。

ミドルの大会でこんなに苦しんだのは5年ぶりくらい。というか、こんなにバイクがツラいと思ったのは初めて。

最近はタイムとか順位ばかり意識していましたが、改めてトライアスロンは完走するだけでも凄いんだなと感じました。

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今回の結果は体調不良、膝痛、筋トレ内容の変化等々、複合的な原因から出たものだと思いますが、それがわかっただけでも、今後の練習に変化を与えられそうです。

 

とはいえ少し休みます(笑)

 

明日のブログは大会の前後かな。

 

ではでは。