まるで梅雨明けしたかのような暑さの中、午前中の涼しいうちにランニングだ!と思って、いつものコースに走り出したトライアスリート屋根屋。午前中の涼しいうちなんて、いったい誰が言ったんだ(笑)
途中であきらめたときに、日陰を借りていた盛田㈱の建物が気になったので、紹介することに。
常滑でワインを造っていたころの倉
せんせいに作ってもらっているメニューでは、アップとダウンを合わせて16キロ弱を走る予定だったけど、メイン7キロの合計13キロでアウト。もう暑くて暑くて、2.5キロごとに水分補給するために、休日で営業していない、盛田㈱の日陰を借りました。
盛田㈱といえば1665年に酒造りから始まった、常滑市小鈴谷の老舗です。
盛田株式会社サイト | 盛田株式会社の公式サイトです。商品やブランド、活用レシピなどをご紹介しております。
清酒のみならず、醤油や味噌、みりんといった醸造系のものを多く作っていて、みんなどこかで口にしたことがあったりします。
また、盛田㈱の盛田家第15代当主といえば、ソニーの創業者・盛田昭夫さん。すごいところがご近所のランニングコースにあるのです。
日陰を借りていたのは、この写真↓の右側の鉄骨の建物だったんですけど
真ん中にある木造の建物が、ブログのタイトルにした葡萄倉です。
なんで葡萄倉かというと、昔は小鈴谷でワインを造っていた時代があり、ワイン醸造のために使われていた建物だからです。
そのあたりはこの看板に書いてあります。
この建物、ちゃんと使われていて、外からでも灯りが着いているのも見て取れます。
建物は軒もケラバも深めに作られています。
鬼瓦は水と書いてある並鬼ですが、桟瓦は中深か両切りでかぶりが深くなっています。鳩のおまけ付き(笑)
醸造系のものって、こういう歴史ある建物で造られたほうが美味くなる気がするんですよね。これからも、遺していってもらいたいものです。
味の館には、たくさんの人が訪れますが、実はすぐ近くにこんな建物もあるので、ちらっと寄ってみると面白いです。
ではでは。