トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

ビルの上にも鬼瓦

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

トライアスロンはすっかりシーズンに入っていて、6月11日には地元、常滑でIRONMAN70.3セントレア、オーストラリアのではIRONMANケアンズと、仲間が出場する大会が開催されます。大会が近い仲間は、180キロのタイムトライアルという、気持ち悪い練習を実施。参加するか迷ったけど、参加した仲間のFacebookの書き込みを見て、参加しなくて良かったなと思いました(笑)

 

ビルの上に鬼瓦がありました

名古屋市内のあるビルに通い始めて20年になります。古い建物が壊され、新しい建物が建てられ、少しずつ景色は変わっていくのですが、ゆっくりと変わっていくので、いつも見るともなく見ていて、気づかなかったのがこのビルでした。

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いや、どれだって話しなんですけどね(笑)

だから気づかなかったんです。

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この真ん中の白い壁のビルです。

拡大すると…

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台付影盛鬼瓦が乗ってます!

これ、かなりデカい鬼瓦です。尺2寸とか。

なのに20年も見落としてたんだなと。実際はかなり遠いので、仕方ないんですけどね。やっぱりちょっと情けない。

 

おそらく、このビルを建てる前に建っていた家に乗せられていた鬼瓦なんでしょうね。立派な鬼瓦だし、建て直してからも、このビルを守ってほしいという、お施主さんの心が伝わってきます。

 

こういうのって、瓦以外の屋根材では不可能だし、鬼瓦ならではのものだと思います。家を建て直しするときにも、全てを新しくしてしまうのではなく『受け継ぐ』物があると、家族の歴史の象徴みたいな感じがして、良いものだと思うのです。

 

ではでは。