トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

瓦屋さんというのは、みんな胡散臭い人かと

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

今回のタイトル、衝撃的で嫌なタイトルです。でも、これは僕がお客さんから、直接言われたことです。

 

目立つ人の仕事が、その業界全体のイメージに繋がる

 名古屋の西のほうの人から電話をもらって、雨漏りの原因究明に行ってきました。と、言っても、電話で説明してもらった時点で、だいたい原因がわかっていたので、まあまあ遠いし、その場で作業させてもらえたらいいなと思いながら現場に向かいました。

 

片道50キロくらいあります↓
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現場に着いて、お客さんと話しながら屋根を見てみると、やはり予想通りで、隅棟の割り込み瓦の加工不足でした。

 

上らせてもらって状況を確認してから、お客さんに「今、対処させて頂ければ15,000円です。一旦、戻ってからであれば、申し訳ないのですが、遠いので、25,000円にさせてください。」と伝えました。普段はこんなことはしないのですが、やっぱり遠いので、申し訳ないなと思いながら(-_-;)

 

するとお客さんは「そんなもんでいいの?」と。

 

お客さんによると、実はうちの前に3社ほどに見てもらったそうで。

そりゃ、わざわざ豊明の人がうちに連絡してくるなんておかしいなと思ったんです。

 

うちの前に見た業者は、知識も経験も低い業者だったようで、雨漏りの原因を突き止められないからと葺き替えをすすめ、ひどい業者は別の現場で撮った写真を見せて「こんなに瓦がズレている。○○をやったほうがいい」と言ったそうです。

 

そこに僕が行って15,000円と言ったので、お客さんが驚くのも不思議は無いのですが、ここで言われたのがタイトルにした「瓦屋さんというのは、みんな胡散臭い人かと思った」という言葉でした。

 

築35年で葺き替えなんて、全く不要にも関わらず、お客さんを騙して無駄な工事を、ぼったくり価格ですすめる業者がいるという事実。しかも、それが何社も。

 

そりゃイメージも悪くなります。

 

僕と直接繋がりがあったり、Facebookでつながっている屋根屋さんたちに限っては、こんなことは絶対に無いはずです。

 

でも、真面目にやっている業者ほど目立たないんです。

 

だから、恥ずかしいかもしれないし、無意味に思えるかもしれないけど、僕たち一人ひとりが、僕たちはこんな人で、こんな風に考えて仕事していますっていうことを発信していく必要があるんです。

 

変なやつらにお客さんが引っかからないようにするためにも、「俺たちはここにいるよー!」って、みんなでアピールしましょう!

 

ではでは。