トライアスリート屋根屋、四代目屋根誠・竹内のブログ

旅好きな屋根屋でトライアスリートの竹内賀規が、トライアスロンのことやトレイルランニングのことを書くついでに、屋根のことや瓦のことを書きます。

いつもと違う道で、古くて新しいを発見する

トライアスリート屋根屋、常滑は屋根誠の竹内です。

 

こないだの虎の穴(トライアスロンスクール SQUAD TAKUYA | 愛知県岡崎市拠点)での練習のとき、ランだけは外でやりました。

 

その場所になったのが、岡崎市の東公園という大きな公園。ここは広くて、短くてもアップダウンのあるコースがとれるので、雨の練習のときにはたまに使います。

 

その東公園にあったのが『旧本多忠次邸』です。

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www.city.okazaki.lg.jp

以下、岡崎市のHPより。

『旧本多忠次邸は、旧岡崎藩主本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次が、昭和7年(1932年)、東京・世田谷に建てた住宅と壁泉の一部を移築し復原したものです。
岡崎市では、建築・意匠・技術・室内装飾にいたって学術的な価値がある旧本多忠次邸を保存し、その活用を通じて、文化財の保護についての関心や理解を深めていただくことを目的に公開展示しています。
館内では当時の家具、ステンドグラス等の調度品が常設展示されています。また年数回の企画展示や歴史文化講座、サポーターの会による案内やおもてなし企画の開催のほか、一部の部屋は展示室としてご利用いただくことができます。』

 

岡崎といえば徳川家康なんですけど、岡崎藩主は徳川ではなく本多家なんですね。もちろん徳川の直属の家臣だったんですけど、これって、意外と知らないことだと思います。

 

で、上にも書いてあるんですけど、この建物、昭和7年に建てられたものを、平成24年に移築したものなんですね。

 

スパニッシュ調の洋館で、瓦はフランス瓦です。スペインなのかフランスなのかはっきりしろって感じですが、そこんところは置いておいて。

 

そう。瓦はフランス瓦です。新築時の瓦を78%使用しています。

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これがフランスからの輸入なのか、日本で焼いたものなのかはわかりません。むしろ、本当にフランスでこういう瓦が使われていたのかすら、僕にはわかりません。

 

ただ、昭和7年に建てられた当時の雰囲気がちゃんと残されていて、内部も無料で見学できるので、一見の価値があると思います。

 

なかなか練習に参加できない僕が、あの道から東公園に入ったのは初めてで、いつもと違う道から入ったからこそ、旧本多邸を見ることができました。

 

たまにはいつもと違う道を通ってみるのと、面白い発見がありますね。

 

ではでは。