小一時間走って、風呂入ってダラダラしてたらこんな時間に。
やべえ。明日まで残り30分。ダッシュで書きます(`・ω・´)キリッ!
和歌山北部と大阪南部の屋根はこんなふう
関西地方、特に京都、奈良、和歌山北部、大阪南部には『むくり』という形状の屋根が多く見られます。
むくり屋根というのは↓の左みたいな屋根です。膨らんでいるような屋根ですね。
なんでこういう形状をしているかっていうのは、この画像を借りてきた↓のブログに詳しく書いてあるので、そちらを参照してみてください。
今回は大阪南部と和歌山北部で見た屋根について紹介します。
ばーんとむくっています。うちの辺りだと、そり屋根は社寺で見ることはあっても、むくりはあまり見ることが無いので、むくり屋根を見ているだけでも面白いです。
むくり屋根の入母屋だと、降り棟と隅棟の取り合い部ができるのですが、それは↓こんな感じ。
隅棟は反っているのに、降り棟はむくっているという、不思議な感じ。棟を積むイメージができない…(´・ω・`)
↑こういうすごい屋根の家もたくさんあります。こういう派手な感じは、京都では見られません。京都の町家は鬼瓦が小さくて、棟の低いすっきりした屋根が多いです。
和歌山北部の山間部では、普通の家に鬼面の鬼瓦が、当たり前に乗っています。鬼面の形状も髪が長くて特徴的です。
↓こちらはすっきり見せながらも、でかい入母屋に鬼面がかっこいい。
道の反対側にもこんな家が↓
↓細部を見てみると、平の途中に万十軒瓦を使ってあったり、掛け瓦が本掛けになっていたり。
↑庇と小棟の間にはのし瓦と、松皮菱がびっしり。
この辺りは初めて訪れたのですが、こんなに特徴があるとは思っていなかったので、今度行くときは一眼レフを持っていこうと思います。
こないだ書いた北陸の屋根といい、今回の地域といい、旅先では屋根を見るだけでも、その地域の特色があるので面白いです。
みなさんもご自分が住んでいる地域の屋根の特徴と、旅先での屋根の特徴を見比べてみてくださいね。
ではでは。